未来創発を体現する事業明日の中国はNRIとともに

葉華 (副総経理)

NRIが創る、新しい未来

顧客第一――それがNRIの基本姿勢であり、すなわち葉の身上でもある。いつ何時もクライアントのことを考え、その立場からものを見続け、問題の解決にひたすら尽くす。

NRI東京本社で6年の経験を積んだ後、2005年に上海へ赴任してきた葉。NRIの進出が遅かったため、頼れるものは結果のみだという信念でここまでやってきたという。現在中国人トップとして、スタッフを管理・統括する責務を担う立場にある彼のキャリアは、NRI上海の歴史にそのまま重なる。副董事長として事業を牽引する葉にとっては、NRIが関与し、成功させてきたひとつひとつのプロジェクトのすべてが、印象深いものとして心に刻まれている。

日系コンサルの雄として上海で活躍するNRIの成功はしかし、単なる成功にとどまらないのだと葉は胸を張る。「社会を動かし、時代に影響を与え、未来を造り出す。NRIの事業は、世の中に大きな波を巻き起こし、変革し続ける原動力となっているのです」そう語り葉は、その歴史を振る。

輝かしきその歩みと、NRIで働く誇り

まずは2002年。上海発展改革委員会の委託で開発が始まった臨港新港プロジェクト。マクロ的視点からコンセプトを立ち上げ、開発規模や方向性を確定し、状況分析。最終的な提案に至るまでに延べ5000人ものスタッフを投入し、徹底的に戦略をサポートした。開発区の成功事例として語り継がれる今も、この案件のコンサルティングは続いている。

2003年には、上海国際汽車城のプロジェクトが続いた。F1サーキットの建設を核に、部品産業パークの誘致を含む総合的な自動車産業の中心地を造り上げる事業に大きく寄与した。

淀山湖周辺のプロジェクトもまた、大きな足跡を残す。乱開発による環境汚染問題が深刻化し、レジャーエリア造成の障害となっていたが、環境保護と開発の両立という観点からコンサルティングを行い、合理的なモデルプランを提案した。

2004年、浦東新区の発展戦略研究においては、国家レベルでの戦略立案に大きなインパクトを与えた。NRIは第11回5ヶ年計画の長期的な戦略実現に向けてのプランを提出、国際都市として発展を目指す基本戦略を打ち出した。

同年、浦西側では徐家匯の副都心計画も進行する。第二の中心地として、市内他エリアとのアクセスの確保と地元の発展が開発の鍵となった。文教地区としての徐家匯のブランド性や住宅地としての文化を総合的に分析し、生活・文化・教育・資源を併せ持つ特色あるエリアとしてアピールすることに成功した。

2005年には『上海市リサイクル経済白書』を発行。NRIは、資源の輸入と輸出、リサイクルの3つのポイントから上海市のリサイクル経済企画をプランニングし、土地や水、廃棄物などについてのビジョンを提出した。

さらには、天津や重慶における産業都市開発や、虹橋の交通ターミナル建設など、国家レベルでの重要開発案件に深く携わってきた。

振り返ってみると、中国の発展においてNRIの関与する部分がいかに大きいかが理解できる。『未来創発』というNRIの理念が都市の夢を叶え、明日の中国を作る礎となっている――葉は、いまそれを強く実感しながら、NRIの一員であることに誇りを覚えるのだ。

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